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2016.04.12

照屋 寛佳 照屋 寛佳

リップサービス・榎森耕助PLAN-B沖縄で“キング”と呼ばれるようになるまで

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PLAN-B沖縄では、いろいろな人が働いています。性格はもちろん、仕事へ向き合う姿勢も人それぞれで、自分の夢を持って業務に取り組んでいる人も多くいます。

そんなオフィスメンバーの中から、今回はお笑いコンビ「リップサービス」としても活躍している榎森耕助さんにインタビューを行い、入社からこれまでどのように仕事をしてきたのかを伺いました。その内容をショートストーリーにまとめてみましたので、気軽にお楽しみください。

 

“キング”と呼ばれるようになるまで

沖縄で活躍するお笑い芸人、「リップサービス」の片割れ・榎森耕助。照りつける日差しが肌も心もチリチリと焼く7月の某日、お腹を空かせた彼はPLAN-B沖縄の門を叩いた。

行き倒れそうになっていたのでは、もちろんない。榎森は食いぶちを稼ぐため、アルバイト先を探していたのだ。

面接を経て晴れて採用となった榎森は、またお米を食べられる生活を夢見て初出社。未経験のライティング業務に、少しワクワクもしていた。

「じゃあ、君のニックネームは“えもやん”に決定な!」

そう言われて、榎森はえもやんになった。PLAN-B沖縄では、オフィスメンバーのことをニックネームで呼ぶことにしているのだ。

親しみが湧くように、そしてオフィスメンバー同士が名前を覚えやすいようにニックネームをつけているPLAN-B沖縄では、みんながいい人だった。少なくともえもやんが関わるオフィスメンバーはみんないい人で、彼はPLAN-B沖縄の雰囲気にただただ驚いた。

えもやんには、忘れられないエピソードがある。

入社当時、えもやんはえも言われぬ金欠だった。それはお笑いのテッペンを目指している芸人の宿命なのかもしれなかったが、とにもかくにもお金がなかった。

オフィスメンバーが持ち弁を広げてお昼休みのトークを楽しんでいるなか、えもやんはひとり缶詰。彼は自分に語りかける。お魚のDHAは頭にいい。

そんな折、PLAN-B沖縄の現マネージャーである堤玄太郎が話しかけてきた。

「毎日そんなんじゃ大変やろ。おにぎり食べや」

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なんと、堤は奥さんに頼んでえもやんの分のおにぎりも作ってもらい、それを分けてくれたのだ。まさかこんなにも早くお米を食べられる日が来ようとは、思ってもみなかった。

お腹を空かせたオフィスメンバーを見て、自分はどれほどのことをしてあげられるだろう? えもやんは自問する。何も無下にはしないだろうが、ここまで優しくできるかというと、きっとできないだろうと思う。

この会社に入ってよかった。心からそう感じられる瞬間であった。

仕事はもちろん、楽しいばかりではない。8時間通してデスクワークに従事するのはとても大変だ。ライティング業務に興味があったえもやん、最初の2、3時間は楽しくてタイピングの指も踊るが、だんだんと集中力は続かなくなっていく。PLAN-B沖縄へ入社したての頃は、目標をなんとか達成するのに必死だった。

それでも、PLAN-B沖縄の雰囲気のおかげで仕事のモチベーションは落とさなかった。もちろん、目標の未達成はよくない。しかし、未達成だったとしても「なんでこれくらいも書けないの?」などと難癖をつけられることはなく、「次どうすれば達成できるのか」を一緒に考えてくれる。だからえもやんは、前向きに頑張ることができた。

ある日、大袈裟にいえば“恐れていたこと”が、ついにえもやんに襲いかかる。

「急な仕事が入った! 受けてくれない?」

お笑い関係の仕事だった。えもやんの本業はライターではなくお笑い芸人、せっかくのお仕事を断るわけにはいかない。しかしここが、下積みの芸人が苦労するポイントだった。真っ白いご飯のためには、お笑いの仕事以外にアルバイトが必須。ところが、急にお笑いの仕事が入ってしまうと、今度はアルバイト先へ迷惑がかかる。週内でいきなりシフトを変更して欲しいというのは、なかなか難しいことだ。

そこでえもやんは驚く。PLAN-B沖縄は、シフト変更に柔軟に対応してくれるのだった。

「PLAN-B沖縄は夢を追うオフィスメンバーを応援するんやで」

堤はそう言った。行動の伴ったドヤ顔はこうもかっこよく映るものかと、えもやんは感謝の言葉もなかった。

もちろん、好きなときに休めるということではない。やむを得ぬ事情で休んだ場合は、休みを入れていた別の日に出勤する必要がある。

そういったメリハリはありつつ、柔軟に休みを変更できる。えもやんは最高の職場に出会えたと思った。

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それからえもやんは、少しずつライティングの成績を上げていった。入社当時では考えられなかった目標も、しっかり越えられるようになった。

PLAN-B沖縄の人のよさに救われたえもやん、もちろんそこへの貢献も忘れなかった。フレンドリーに話しかけてもらったことで緊張が解けた当初の自分を思い出し、オフィスメンバーへ積極的にコミュニケーションを取っていく。そういった諸々のことが評価されたのかもしれない、と、のちにえもやんは思う。

PLAN-B沖縄で少人数チーム制が始まったとき、なんとチームリーダーに抜擢されたのだ。チームの雰囲気はとてもよく、回していくことに大変なことは特になかった。チームメンバーはふてくされたり、仕事をサボったりしない。みんなで目標を達成していくPLAN-B沖縄の風土がよく根付いているのだろう。

副リーダーにもとても助けられた。お笑い芸人との兼業であるえもやんはどうしても休みがちで、常にチーム全体を見ることはできない。そこをフォローしてくれる副リーダーなくしてえもやんチームは成り立たなかっただろう、と彼は思う。

ただ、いかんせん、どうしても休みが多かった。そのことを責める者はPLAN-B沖縄にいやしないが、えもやん本人としてはやはり心苦しく感じていた。

そこでえもやんは、面談のときに相談してみた。リーダーを降りさせてもらえないか、と。

そしてえもやんは再び、PLAN-B沖縄の柔軟さを知る。PLAN-B沖縄では、「希望すれば必ず」とはもちろんいえないものの、希望を出せばその仕事やポジションに移れるよう取り計らってくれる。リーダーを降りたいという相談も、きちんと考えてくれた。

そんなこんなで、えもやんは別のチームの副リーダーとなった。リーダーをサポートし、チームメンバーとしっかりコミュニケーションを取っていくこのポジションが彼にはとてもやりやすかった。

その後、えもやんにとって転機となる事態が訪れる。

通常のライティング業務とは違う、特殊ライティング業務が新たに入ってきたのだ。これには数人が選抜され、彼も取り組むこととなった。

そして、えもやん覚醒。

特殊ライティング業務が肌に合ったのだろうか。えもやんは驚くほどの成績を連日叩き出し、オフィスメンバーたちを驚かせた。

そんな彼を、敬意と、少しばかりのからかいを込め、オフィスメンバーたちはこう呼ぶようになった。

“キング”と。

えもやん本人としては大袈裟なニックネームだと思ってしまうところだが、「よっ、キング!」なんて言われると悪い気はしないわけで、そうやってヨイショされることでライティングスピードが上がることもあった。

「北風と太陽でいう太陽だな、PLAN-B沖縄は」

えもやんはそう感じた。確かに彼はいい成績を出しているのかもしれないが、それはPLAN-B沖縄の風土あってのことなのだ。
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ちなみに先の面談の際、えもやんは「機会があれば指導にも携わってみたい」と伝えていた。そして、その機会が与えられることとなった。

特殊ライティング業務は、誰しもが簡単にこなせるものではない。そこでキングへ白羽の矢が立ち、ライティング講座を開くことになったのだ。

講座は成功し、「業務を進めやすくなった」という声が多く聞かれた。不定期だが、このような講座は度々開かれている。えもやんは業務への新しい関わり方を手に入れた、と言っても過言ではないだろう。

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そんなさなか、王座を揺るがす存在が現れる。

新しく特殊ライティング業務に参加した比嘉 翼だ。比嘉はなんと、いともあっさりと、赤子の手をひねるように、ゾウがアリを見下ろすように、えもやんの記録を抜き去ってしまった。

後追いでありながら、この悪魔的な追い上げ。PLAN-B沖縄のオフィスはにわかにザワつき、誰かがこう呟いた。

“デビル”や……。

同じオフィスのメンバーが出した記録なのだから、PLAN-B沖縄の仲間としてはとても喜ばしいことだ。だが、「くっそー!」という気持ちは当然湧き上がってくるもの。オフィスメンバーは、仲間であると同時にライバルである。対抗心を燃やしたキングは、デビルの記録を再度上書きしてみせた。

そんなこんなで切磋琢磨しているうちに、キングとデビルはさらに成績を伸ばしていた。

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こんな感じで勝負しながら互いを高め合えるのもPLAN-B沖縄のよさだと、えもやんは思う。ただ漫然と目標を追うのではつまらない。業務に刺激を持ち込むことでやる気が増し、時が過ぎるのもあっという間だ。

休みが多いなか、リーダーを任せてもらい、副リーダーのポジションで指導を行いつつ、キングなんて大層なニックネームもいただいた。しかし、PLAN-B沖縄は上昇志向の強いオフィスである。オフィスメンバーの一員である以上、えもやんも今の位置で満足してはいられない。

えもやんの戦いは、まだまだこれからである。

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照屋 寛佳

照屋 寛佳

IA事業部PLAN-B沖縄オフィス
PLAN-B沖縄オフィスのライターです。空手・古武道を17年やっていますので、もしかしたら強いかもしれません。でも暴漢と戦ったことはないので、弱いかもしれません。
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